発達障害が無謀にも有名大企業への転職
前職は大手IT企業。そこでやっていくのに限界を感じて退職。
しかしいざ転職となり、その経歴を使って更に有名な大企業へと転職してしまう。
傍から見れば華麗なステップアップ。内心ではビビりまくっていたが一方で選択肢が思いつかず思考停止していた。
転職して数か月。
後悔しかない。毎日が生きた心地のしない地獄。
なんでこんなところでやっていけるなんて勘違いしてしてしまったのか。
もう何をしていても絶望感しかない。
この世の終わりのような気持ち。
同僚の会議に出るたびに自分には出来る気がしなくて吐き気がする。もう聞きたくない。
毎日「もう無理。絶対に無理」と思いながら過ごす日々。
今同僚がやってるような案件を振られたら詰む。それに怯える毎日。
いや今抱えてる案件すらやばい。絶望感エグい。
心の底から辞めたい。今入る前の状況に戻れたらこの世の何より幸せといえる。
何もないつまらない退屈な日常が何にも代えがたいほど幸福に見える。
街ですれ違う全ての人が今の俺より幸福に思える。
どんな人でも今この俺の状況ほど絶望はしてないだろうと感じる。
例えるならデスゲームに参加して心の底から後悔している気持ちと全く同じ。
なぜ自分ならやれると思ってきてしまったのか?
あの日常に戻れるならもう何でもするから戻してほしいと願う気持ち。
カイジの鉄骨渡りの橋の上にいる状態。
そこまで辛いなら辞めればいい?と思うがそれが無理。
とても辞めるなどとはいえる状況ではない。
一度参加したゲームは簡単に降りられないのと同じ。
まだ入ってわずかしかたってないこんな状態で今担当している仕事も相当行き詰ってるこの状態で
辞めるなんて口が裂けても言えない。想像するだけで無理。
アルバイトではない。大の大人がちゃんとした企業でちゃんとした人たちに囲まれてて皆がちゃんとやっている状態。こんな中で一人投げ出すなんてとてもできない。
いま辞めるなんて言おうものならその空気は例えるなら放送事故。
放送事故の場面を共感性羞恥の人が見ると他人ですら耐えられないというが、それが自分だったら?
想像もしたくない。
そんな場面をリアルに自分視点で体験すると思ったら想像するだけでも発狂しそうになるほど耐えがたい。
リセットボタンみたいな、精神負荷のかかる場面全部すっ飛ばして全てがなかったことにできるボタンがあったら秒で押す。もうこんな想いしてまで今手にしてるものなどいらない。
しかし実際は良くしてくれた上司に退職を伝えるその場面、その退職の旨がいつものチームの面々や部署に伝えられるその場面、恐ろしく気まずい地獄の空気の中の出社など、全ての一連の儀式を経由しなければ辞められない。耐えられない。
これから体験することになると考えるだけであまりに非現実的すぎてくらくらする。
本当にこれ現実かよ?夢だろ・・・
しかしもはや今の仕事を続けるというのも果てしなく続くつらい道で現実感がない。
もはや1年などはるかに遠い。精神が持たない。この1か月ですら途方もなく長く感じたというのに。
今やっている仕事。投げ出したくないとか根性でやり切るとかそういう気持ちはあったとて、これもう俺にはできないっていう感覚。土日とか休み中やっても糸口が見えない。
楽観主義、先延ばし癖、その場しのぎ
正直もうちょっと何とかなると思っていた。
全部それだな。人生なんだかんだどうにかなるって思いこんでた。
もうここ数年ずっと苦しんでる。この仕事がそもそも向いてないんだろうが今までこの仕事しかしてないから今更この歳で未経験にジョブチェンジすることは非現実的で選択肢がなかった。
本当はもっと昔に内心気づいていたのだから全てを捨ててでも変えるべきだったが、その決断をする勇気もなかった。
とりあえずのその場しのぎでずっとやってきて、気づけばいよいよ年齢が重なりどうしようもなくなってきている。
家族だってほしい。もう同い年はほぼ妻子持ちばかり。今まではまだ若いまだ大丈夫。そう思ってきた
もうそんな年齢でもない。すぐにでもパートナーを探さないといけないくらいなのに、目の前の仕事のことでいっぱいいっぱいで何もできない。
しかし仮に最大級の精神負荷のかかる禊を経て辞めて一時的に解放されたとて、その先がない。
この仕事が向いてないのならまた繰り返しになる。かといって他にできることなどない。
こうやって目の前のことをその場しのぎでやって時はどんどん流れ、人生のやるべきことは何も進まず何も得ることなくどんどん追い詰められていく。
今だけじゃなく、ここ数年ずっと耐えてきた。
途中で投げ出したら迷惑がかかる、これさえ超えればいつか幸せになれるから頑張る、つらいことから逃げたらダメ、とにかく頑張る
そうやって逃げずに耐えて耐えて耐えてこれまでにもう一生分の地獄を味わったと思っていたのに
その挙句にたどり着いた現実はこれ。
結局耐えても耐えてもそれは思考停止のその場しのぎであり、もっと違う方向で頑張ることを決めるべきだった
また何も考えず同じ船に乗ってしまった。一度船に乗ったらすぐに降りることは許されない。
やり切らないと許されない。また果てしなく続くつらい道。
この道を耐えてその先に幸せなんてなかったのに。またここに乗ってしまった。
後悔という表現では足りない身がちぎれるような悔い。
これでまた耐えて耐えて乗り越えてもそこには何もない。
いやむしろ耐えた分だけまた年齢を重ね、むしろ状況としては今よりも悪くなる。
行くも地獄。引くも地獄。もう考えたくない。現実と思えない。
明日はすぐに来る。土日などすぐにすぎる。
時間は情け容赦なく進む、この日記書いてること自体が現実逃避。
孤独感と絶望感がエグい。
こんなキツイのにそれでも耐えた先に何も繋がってないのがつらい。
幸せになりたい。
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